公益社団法人全日本トラック協会が主催するコンテスト。事業用トラックドライバーに求められる高度な運転技能と、関係法令及び車両構造等に係る専門的な知識を競い、他の模範となることで、社会的責務を担うトラックドライバーとしての自覚と誇りを持たせ、業界を挙げた安全意識の高揚と交通事故防止活動の推進に資することを目的に開催されている。
競技部門は、「4トン部門」、「11トン部門」、「トレーラ部門」、「女性部門」の4部門があり、競技審査は「学科競技」と「実科競技」の2つ。学科競技では、安全な交通の方法等に関する必要な知識の会得状況について試験する。実科競技では、安全・無事故運転を主体として、交通法規の遵守、基本操作技術、日常点検動作について審査する。
札幌運転免許試験場で毎年開催される「北海道地区トラックドライバー・コンテスト」は、全国トラックドライバー・コンテストの予選も兼ねており、この大会で各部門の上位者が北海道代表選手として選抜される。